2012年5月10日木曜日

XAMMPでお手軽にWebアプリケーション実行環境を構築してみる


XAMPPとは


ApacheやMySQLなどWebアプリケーション開発に必要なソフトウェアがセットになっている
便利なパッケージです。
セットアップが簡単なので私みたいにWebアプリをちょっといじってみたい!という人には
もってこいです。


インストールしてみよう

 

下記リンクからXAMPPのインストーラーをダウンロードします。
http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html

今回は「XAMPP Windows版 1.7.7」をインストーラ形式でダウンロードしますので
赤枠のリンクをクリックします。

  
ページが切り替わったあとしばらくするとダウンロードが始まりますのでお待ちください。

ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックするとインストールが始まりますので
Next をクリックします。
インストール先のフォルダを選択します。
特にこだわりがなければデフォルトのままNextをクリックします。
ここもデフォルトのままで問題ないのでInstallをクリックします。
これでインストールは完了しました。


Apacheを起動してみよう


インストールが完了したら[すべてのプログラム]→[Apache Friends]→[XAMPP]→[XAMPP Control Panel]と選んでXAMPP Control Panelを起動します。
Apacheの左にあるSvcのチェックボックスをオンにして右にあるStartボタンを押下します。
※ポップアップが出ることがありますがOKボタンを押下してください。
Runningと表示されればApacheが動作しています。
ここでApacheの動作をブラウザ上から確認してみます。
URL欄に自分自身を表す「http://localhost/」と入力して以下のページが表示されればOKです。
※ご使用のPCの設定によってはファイアウォールの警告が出ることがあります。
自己責任で解除してください。

これでWebアプリケーション開発の環境が整いました。
いろいろと試してみましょう。


2012年5月2日水曜日

Windows環境へRubyをインストールする

Windows環境にRubyをインストールについて解説します。

まずは、下記サイトから任意のバージョンのインストーラーをダウンロードします。
http://rubyforge.org/frs/?group_id=167 

今回は1.9.3-p194をダウンロードします。
インストーラーをダウンロードしたら以下の手順でインストールを進めます。 

 
①「I accept the License」を選択してNextをクリック

②任意のディレクトリを指定してInstallをクリックするとインストールが始まります
チェックボックスは任意ですが今回は全てチェックします。
※チェックボックスについて
Install Td/Tk support:GUIを使うためのライブラリをインストールする。
Add Ruby executables to your PATH:環境変数のPATHを自動設定する。
Associate .rb and .rbw files with this Ruby installation:拡張子をRubyに関連付けする。

③インストールが完了しましたのでFinishをクリック


④Rubyが正常にインストールされたか確認する 

コマンドプロンプトを起動して「ruby -v」と入力し、以下のように表示されればOK。 


SQL Serverのインポート/エクスポートについて

SQL ServerにCSVファイルをインポート/エクスポートを行うときのTipsや覚え書きあれこれ。

エクスポート

bcp DB名.スキーマ名.テーブル名 out c:\export.csv -S インスタンス名 -U ユーザID -P パスワード -c -t,

対象テーブルのデータが文字列、フィールド区切り文字「,」のCSVファイルがexport.csvというファイルでCドライブ直下に出力されます。

※このときブランクのカラムにはテキストエディタで見ると半角スペースが入っています。実際には空文字を現す文字列が入っているようなのでエクスポートしたCSVファイルを編集する場合は注意してください。

インポート

bcp DB名.スキーマ名.テーブル名 in c:\import.csv -S インスタンス名 -U ユーザID -P パスワード -c -t,

対象テーブルにフィールド区切り文字「,」のCSVファイルのデータをインポートします。

とまあ、MSDNの説明通りだと上記コマンドでインポートが実行されるはずですがうまくいきませんでした。CSVファイルがタブ区切りの場合はオプションの-cだけでインポート可能です(-cオプションのフィールド区切り文字はタブ区切りなので)。

今回はカンマ区切りのCSVファイルを扱いたかったので-fオプションを使用しました。-fはフォーマットファイルというものが必要になるので以下のコマンドで出力したいテーブルのフォーマットファイルを作成。

bcp DB名.スキーマ名.テーブル名 format null -S インスタンス名 -U ユーザID -P パスワード -c -t, -x -f c:\format.xml

作成されたフォーマットファイルを開き、ターミネーターに「,」、データごとの区切りに「\r\n」を指定します。このフォーマットファイルをCドライブ直下に配置して以下のコマンドでインポートできました。

bcp DB名.スキーマ名.テーブル名 in c:\import.csv -S インスタンス名 -U ユーザID -P パスワード -f c:\format.xml